大阪・花博記念公園鶴見緑地の「咲くやこの花館」(大阪市鶴見区緑地公園2)が5月27日から再開している。
新型コロナウイルスの影響により、4月4日から5月26日の間休館していた同館。広報担当の高嶋遥華さんは「今年で30周年を迎え、より一層、館内の貴重な植物を楽しんでもらうために、ディスプレーのグレードアップや植物の勉強を欠かさなかった」と話す。
休館中「アカヴェ」や「プヤ」などの開花が難しい植物が咲き、貴重な光景を多くの人に見てもらいたいと、SNSで「エア植物園」を始めた。「お客さまからの開館を心待ちにする声が寄せられ大変うれしかった」と言う。
6月20日からは「花蓮・水蓮展」が催され、期間中館外無料エリアの前池で、花蓮や水蓮、オオオニバスなどが観賞できる。高嶋さんは「早朝の花蓮が一番美しい、ぜひカメラに収めてほしい」と呼び掛ける。
コロナ感染防止対策で入館者の体調の聞き取りやマスク着用の徹底、入場制限などを行っている。開館時間は10時~17時(入場は16時30分まで)。月曜休館