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昨年から引き続き、体感できる「POPなきのこ展」 「こけ展」も同時開催

「きのこリウム」の作品

「きのこリウム」の作品

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 キノコを見る、食べる、遊ぶなどの体感ができるイベント「POPなきのこ展~体感『きのこ』展!~」が、大阪・花博記念公園鶴見緑地の「咲くやこの花館」(大阪市鶴見区緑地公園2、TEL 06-6912-0055)で始まった。

昨年も大反響だったというフォトスポット

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 今年で2回目となる同イベント。昨年は14日間開催し、来場者が1万3500人を超え好評だったという。光るキノコや、虫に寄生し派生する「冬虫夏草」の珍しいキノコ、「きのこリウム」の作品、キノコの化石や弥生時代のキノコ型土製品などの貴重な展示がある。同イベント担当の岡内美紀さんは「キノコの化石は900万年前のもの。なかなか化石として残りにくいので珍しい」と話す。ほかにも、キノコのグッズやファッションショーなど、昨年より内容を充実させた。

 期間中、光るキノコ「ヤコウタケ」を展示(発光が確認できた場合のみ)。11日~13日「きのこリウム」を展示する。昨年SNSで大反響だったという「きのこリウムに入ったように見える」トリック写真が撮れるフォトスポットも設置する。11日~26日には「こけ展~咲かない植物~」を同時開催。岡内さんは「キノコが生える場所には、コケも生える場合もある。大阪でこけ展は珍しいし、見応えがある」と話す。

 ワークショップも多い。11日には「きのこの切り絵アートに挑戦」(参加費500円)、「自分でつくるきのこリウム」(ナメコ編13日・エノキタケ編26日、両日11時~・15時~、参加費各6,500円)、18日「しいたけ菌打ち体験」(18日11時~・13時30分~、15時~、参加費500円)、19日「きのこパンを作ろう!」(10時30分~・14時~、参加費1,500円)、25日「水滴で作る顕微鏡」(13時30分~・15時~、参加費500円)。11日以外は電話予約が必要で先着順。

 25日はキノコのコンサート「きのコン♪」(11時~・15時~)を行う。26日にはキノコのファッションショー「きのこコレクション2020」として、SNSから選ばれた「マッシュニスタ」がランウエーを歩く(15時~)。ほかにもトークショーやセミナーを数多く開催する。昨年も人気だったという、キノコグッズの販売、カフェとレストランではキノコを使ったメニューも用意する。

 岡内さんは「刀の鞘(さや)や柄にキノコ柄が描かれているものや、お盆にキノコ柄が用いられているものなど、さまざまな展示物がある。昔から現在まで身近な存在であるキノコで時代を感じてもらいたい。トークショーやファッションショーもあるので、たくさん見てもらえたら」と呼び掛ける。

 入館料は、高校生以上=500円、中学生以下・障がい者手帳など持参者無料。月曜休館(休日の場合は翌平日)。今月26日まで。

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