都島区在住で3児の母が4月からビデオ会議システムZoom(ズーム)を使ったオンライン家庭教師サービスを始めた。
新型コロナの影響で外出自粛が続く中、家庭で時間を持て余している大人と子どもをマッチングし「学びを共有する時間」を作り出す同サービス。主催する柳生久理子さん(45)は「長男が通学もバイトもできなくなって家で暇していたのと、小学6年生の次男が全然勉強せずにゲームばっかりしているのを見て、両方の課題を解決させたいと思ったことがきっかけ」と語る。
授業は1回45分、月4回で6,000円~と割安。講師は柳生さんの長男ヒロさんのほか知り合いの学生、アスリート、ダンサーなど。それぞれ自分の得意分野を教える。受講者からは「初めての経験でドキドキしたけどすごく楽しかった」と好評。
ヒロさんは英語、落語などを担当。準備を含めるとアルバイトより時給は低くなるが「宿題のプリントを作ったり、問題集を選んであげたり、生徒に喜んでもらいながら自分自身も学びが多く毎日がとても楽しくなった」と話す。
「今後も新型コロナの第2波第3波に向けて需要が高まると思う。講師も生徒も増やしていきたい」と柳生さん。5月24日には10時~16時に講師陣が順次クラスを開く無料イベントを予定している。詳細、申し込みはホームページ(ブログ)、ツイッターから。