大阪城天守閣(大阪市中央区大阪城1)で5月9日、企画展「この顔を見よ!~造形、技巧、そして表情~」が始まる。
同展を企画した岡嶋大峰(おかじまひろたか)さんは「当館には顔のある収蔵品が多いため、顔だけに注目した展示を行いたかった」と話す。
展示数は37点。甲冑、宗教、文楽人形、実在の人物の木像など、カテゴリに分けてさまざまな顔を展示する。「作品がどんな顔に見えるかは、人それぞれ見え方が違う。その表情を作るために、しわを深く刻んだり、頬を隆起させたり、顔の細部までしっかり見てほしい」と岡嶋さん。
開催時間は9時~17時。入場料は、一般=600円、中学生以下・大阪市在住65歳以上・障がい者無料(要身分証)。7月19日まで。