大阪城天守閣で企画展示 秀吉のさまざまな顔を紹介

4階に展示している「豊臣秀吉画像〈大阪・銀山寺蔵〉」

4階に展示している「豊臣秀吉画像〈大阪・銀山寺蔵〉」

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 大阪城天守閣(大阪市中央区大阪城1)で現在、企画展示「秀吉いろいろ」と「集まれ!豊臣ファミリー」が開催されている。

「刀 銘南都住金房兵衛尉正次」

 同展は3階と4階でテーマが分けられ、合わせて70点を展示している。3階展示室では「集まれ!豊臣ファミリー」がテーマ。庶民から身を起こし天下人となった豊臣秀吉は、家を支える一族が少ないこと、長く跡継ぎに恵まれなかったことが弱点だった。だからこそ豊臣家には多彩な顔ぶれが集結し、それぞれが波乱万丈の生涯を送った。秀吉のおいの秀次が切腹したときに介錯(かいしゃく)に用いられた刀など、豊臣家の群像を紹介する。

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 4階展示室の「秀吉いろいろ」は同館の北川央館長が自ら担当した。「世の中によく知られている秀吉の顔は1つだけ。絵師が自由に描いたものなど、実は秀吉の顔がいくつものパターンがあることを伝えたい」と話す。普段、教科書や資料で目にする秀吉の顔は亡くなった直後に側近が絵師に描かせたもの。同展では、それぞれの時代によって描かれた秀吉を紹介する。

 営業時間は9時~17時。料金は600円、中学生以下・大阪市在住65歳以上(要証明)・障害者手帳のある人は無料。「集まれ!豊臣ファミリー」は来年1月24日まで、「秀吉いろいろ」は来年1月25日まで。