大阪・都島に焼き肉店「肉師(ミートマスター)じじい」(大阪市都島区御幸町1、TEL 06-6926-3240)がオープンして2カ月がたった。
店名は、前職が同じ職場だった店主の弥永周一さん(26)と店長の饗庭(あえば)将輝さん(27)に由来する。弥永さんが何気なく会話で口にした「じじい」の響きにインパクトがあったのと、肉に詳しい饗庭さんが店の客から「ミートマスター」と呼ばれていたことから、その当て字の「肉師」を組み合わせた。店を立ち上げた2人は共に20代。「店名からよく勘違いされるが、実はじじいはいない」と饗庭さんは笑顔で話す。
店舗面積は16坪。鉄板を配置した掘りごたつとテーブル席を30席用意する。店内の壁には、店長やメニューの紹介などが書かれたホワイトボードと、「よく焼きの指示があるお肉はカリカリに」など、焼き方や食べ方の「じじいのこだわり」6カ条が書かれた黒板が掛かっている。
提供する肉は全て国産の黒毛和牛。メニューは、タン・丸腸・ハツ・カメノコ・ウワミスジなどさまざまな部位を盛った「じじいの15種盛」(1人前2,700円)や、肉をあぶり、ウニとイクラをのせた「極炙(あぶ)りユッケ」(1,382円)、片面だけを10秒焼く「10秒ロース」(1,058円~)、「ハラミ」(1,166円)などが並ぶ。
肉以外には「塩レモンサラダ」(734円)、「チャンジャ」(410円)、韓国冷麺(950円)などをそろえるほか、「お客さんの要望に100%応えたいのでメニューにないものでも客の好みに合わせて作る」という。
ドリンクは、レモン・オレンジ・パインを凍らせ、酎ハイまたはハイボールを注ぐ「名物氷結サワー」(各540円)のほか、ビール・ソフトドリンク・カクテル・日本酒・果実酒・マッコリ・ワインなど。お祝い用として「ドンペリ」(3万2,400円)も用意する。
饗庭さんは「もっとこの店を知ってほしい。何度も足を運んでもらえるような店にしていけたら」と意気込みを見せる。
営業時間は17時~翌1時。水曜定休。