大阪市は4月10日、大阪城天守閣の2016年度の年間入館者数が255万7394人で過去最多となったと発表した。
これまでの記録は2015年度の233万7813人だったが、それを20万人以上上回った。近年増え続ける外国人観光客に加え、昨年度はNHK大河ドラマ「真田丸」の影響で国内からの来場者が増えたことが記録更新の要因と市は分析する。中でも「周遊券を使った外国人の個人旅行客が前年比で約40%増えている」(大阪城天守閣広報・青木美佐子さん)という。
大阪城天守閣では最高記録更新を記念し、真田幸村をイメージしたオリジナルの金属製ブックマーク(1,000円)の販売を決めた。昨年度、真田にまつわるオリジナルの商品は、ポストカードとポスターを準備したがすぐに完売。青木さんは「ブックマークも予定より多く作ることになるかもしれない」と喜ぶ。
ブックマークは5月中旬から天守閣1階のミュージアムショップで販売予定。詳しくはウェブサイトで公表する。