大阪・天満橋に6月4日、鍬(くわ)焼き専門店「九志焼亭 天満橋店」(大阪市中央区釣鐘2、TEL 06-6755‐4494)がオープンした。
鉄板焼き、串焼きをメーンに提供する同店は、道頓堀の本店、グランフロント大阪店に次ぐ3店舗目。店主の多々納大展(たたのひろのぶ)さんは「天満橋は住宅地やオフィス街も近く利便性もいいため、この地域を選んだ」と話す。白とオレンジを基調とした内装は落ち着いた雰囲気を演出。店舗面積は22坪。個室も用意し、テーブル、カウンター合わせて30席を用意する。
串料理を提供する鉄板は農具の「鍬」をイメージしたデザイン。多々納さんが「大阪で戦後に鍬を鉄板代わりに使っていたというのをヒントに考えた」という。オープンを記念したメニューとして、お好み焼きをエッグベネディクトに見立てた「お好みベネディクト」(880円)を用意。マヨネーズの代わりにチーズとバターを使った「オランデーズソース」を仕上げにかける。「チーズが入っているのでとろみが出て、鉄板で提供するのでオランデーズソースが少し香ばしくなっておいしく頂けるのでは」と多々納さん。ほかに、前菜の「6月の冷製3種」(480円)、「6月の限定のくわ焼き(5本)」(900円)など。
多々納さんは「入りやすく、地域の皆さんにかわいがってもらえる店にしていきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は17時~23時。