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城東・関目のカフェバーが2周年―「関目を盛り上げる」企画も

オーナーの森香菜子さん

オーナーの森香菜子さん

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 大阪・関目のカフェバー「m’s dining(エムズ・ダイニング)」(大阪市城東区関目5、TEL 06-6931-6257)が4月20日、オープンから2周年を迎えた。

夫・森健司さんが手がけた店内の様子

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 京阪関目駅から徒歩1分の場所にある同店。店長の森香菜子さん(30)が2年前、パン店だった実家の1階部分を改装しオープンした。町のパン屋として30年間森さんの父親が営んできた店は4年前に閉めることになり、使わなくなった厨房スペースを森さんが譲り受け、カフェバーに全面改装したという。17坪の店内には、カウンターやソファ席など約15席を備える。

 内装を担当しているのは夫の森健司さん(29)。白を基調にし、間接照明で家にいるような落ち着いた雰囲気を演出したという。2人が知り合ったのはバーで、当時アパレルショップで店員だった香菜子さんが「場所はあるから、カフェを開きたい」と夢を話したところ、「僕は店舗設計デザイナー」と意気投合。結婚してすぐに店をオープンし、現在は2人で切り盛りする。

 営業はモーニング、ランチ、カフェバー。モーニングは母親に任せ、ランチが始まる11時30分から途中3時間の休憩を挟み、カフェバーが閉店する24時まで香菜子さんが厨房に立つ。オムライス(700円)やロコモコ(750円)などボリュームのあるメニューが多く、中でも、特製のキーマカレー(700円)が人気だという。

 2周年を迎えた当日は、飲み放題食べ放題のイベントを行った。DJブースを置くなど通常とは異なる演出で盛り上げ、常連客を含めた30人ほどの客が朝4時まで祝った。「これまでの2年間、しんどい思いもたくさんしたけど、やっと自分の居場所ができた気がする。3年目を迎えられるのがうれしい」と喜びを語る森さん。今では周囲の店の人たちから「関目を盛り上げる会の会長」に任命され、関目のグルメマップを作ったり、関目の店舗を飲み歩くイベント「関目バル」などの企画などにも取り組む。「関目の商店街も、どんどん店が無くなっているので、どうにか人を呼んで関目に活気を取り戻したい」と意気込みを見せる。

 営業時間は7時30分~15時、18時~24時。日曜・祝日・第3月曜定休。

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