京橋に7月14日、バー「WISTERIA(ウィステリア)」(大阪市都島区片町2、TEL 06-6881-3623)がオープンした。
店舗面積は11坪。木材の温かみを感じさせる赤を基調とする店内には、カウンター・テーブル合わせて19席を設ける。
店主の藤川修司さんは18歳からバーに勤め、24歳という若さで念願の独立を果たした。「周りからは早いと言われたが、自分の城を持ちたいという気持ちが強かった」。京橋はまったく未知の土地だったが、「片町は京橋の外れで、のんびりとくつろげる雰囲気が決め手となった」という。
ドリンクメニューは、カクテル(800円~)、ウイスキー(600円~)を中心に、ビールやシャンパン、ワインなどを幅広くそろえる。サラダ、パスタなどの軽食も用意。
オープンから約2週間。藤川さんが現在実感しているのは、「京橋の横つながり」の濃さ。「知り合いもない未知の土地で告知もせず店を開いたのに、近隣の同業者の人たちがすごくよくしてくれる。以前まで働いていた梅田とは違った。昨日も盛り上がって閉店したのは朝8時(笑)」。同業者が人を紹介し、客となっていくパターンもあり、すでにリピーターも。「お客さんもフレンドリーな方が多く楽しい。『かしこまりました』系スタイルではないので、気軽に来ていただければ」とも。
営業時間は19時~翌5時。日曜定休。