京橋に5月19日、ワインダイニング「Bouchon(ブション)」(大阪市都島区東野田町1、TEL 06-4801-8155)がオープンした。経営は関西で飲食店を展開する楠根産業(八尾市)。
店舗面積は27坪。店内手前にカジュアルなカウンターと丸テーブル、奥にはゆったりと座れるボックス席を用意し、計50席を設けた。
難波にある「Bouchon 」の2号店となる同店は、30種以上のグラスワインと小皿料理をメーンに展開する。ワインはすべて自社輸入ワインで、バイヤーが現地で直接仕入れているため、安値で提供できるという。「難波店は分厚いリストからボトルワインを選んで提供するワインマニアが集う場所だったが、今回はそのライト版。『ちょい飲みワイン』をテーマに、気軽にワインを楽しめるよう間口を広げた」とプロデューサーの望月泰幸さん。
グラスワインは380円~690円で、フランス・イタリア・スペイン・チリ・ドイツなど世界各国のさまざまなタイプのものを用意する。「個人的に一番好きなのは安値で楽しめる最新スペインワインの『グラディウム テンプラリーニョ』(380円)。一口目は渋みを感じ、二口目から甘みに変わる」。ボトルワインは2,200円~、小皿料理は280円から用意し、洋風の串焼きや煮込みもの、ピザなどを豊富にそろえる。客単価は2,500円弱。
京橋の東側ではなく西側に同店を開いたのは「西側の方が落ち着いて飲んでもらえると思ったから」だという。京橋について、「とてもいい街。活気があるし、お客さんも同業者も温かい」とも。
営業時間は17時~23時。