片町に本格ワインバー-「絶対に京橋でやると決めていた」

シェフに藤原さん(左)、オーナーの松本さん(右)

シェフに藤原さん(左)、オーナーの松本さん(右)

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 片町に6月20日、ワインバー「base」(大阪市都島区片町2、TEL 06-6881-1134)がオープンした。オープン直後から満席状態が続き、かいわいの注目を集めている。

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 店舗面積は12、5坪。OBPを一望できる大きな窓が印象的な店内に、カウンターメーンの14席を設ける。

 「いろいろなタイプのワインを広く楽しんでほしい」(オーナーの松本俊彦さん)と、グラスワイン常時約20種以上を用意する同店。ラインアップは国、地域にこだわらず、「とにかく個性のあるもの、背景があるもののみを扱う」(同)という。

 「他にはない多様性と生モノ感覚がワインの魅力」と語る松本さん。一杯のワインを最大限のおいしさまで引き出そうと、微調整する温度管理や適応グラスまで徹底する姿勢からは、ワインに対する敬意が滲み出る。客に提供する際にはワイン説明を添えることも欠かさない。オープンから約2週間の現在、「京橋にこんなに本格的なワインバーができたなんてうれしい」と、すでに同店コアユーザーが続々誕生している。

 「絶対に京橋でやると決めていた」という松本さん。その思いの発祥は、1994年から2002年まで、4代目マネージャーとして勤務していた京橋のダイニングバー「リンドバーグカフェ」時代にあるという。「(京橋は)リンドバーグカフェで勤務していたときの良い印象が強い。まず第一に交通アクセスがいいため、近隣・遠方両方のお客さんをつかみやすい。第二に、意外と洗練されてる人が多く、オシャレだという側面もある」(同)と魅力を語る。決め手となったのは、京橋には本格的なワインバーがこれまであまりなかったということ。「これはチャンスちゃうか!」と、物件探しをはじめたという。

 ワインは、600円~(グラス)、3,800円~(ボトル)。「鴨のスモークとリンゴのアンサンブル」(小 600円)、「アサリとドライトマトのパスタ」(800円)など、ワインに合う料理も用意している。

 営業時間は18時~翌4時。火曜定休。

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