京橋の炭焼き焼鳥店「どん呑京橋店」(大阪市都島区片町2、TEL 06-6356-7271)が2月1日、12周年を迎えた。
同店のオープンは1997年。京橋の西側、当時はまだ飲食店も少なかった片町に、店舗面積約11坪のこぢんまりとした店を構えた。小さい店ながらのアットホームな接客と、新鮮な鶏肉メニューをウリに、今日まで周辺ビジネスパーソンを中心に人気を集めている。
幼いころから店を持つことが夢だったという店長の中辻隆之さん。12周年を迎えたことについて、「自分が店長としてやってきたのは7年前からだが、同店の歴史の半分以上に携わられたことが何よりの誇り」と話す。
同17日~19日、周年イベントとして生ビール(通常480円)や酎ハイ(通常350円)を120円で提供したほか、12周年にちなみ312円や612円など、下2ケタの価格を12円に統一するメニューを盛り込むなどして周年を盛り上げた。期間中、営業開始直後からすぐに満席になり、深夜まで多数の客でにぎわった。
京橋の街について、「キタやミナミにはない雰囲気の独特の街」と話す中辻さん。周辺ではいろいろな店が開店閉店を繰り返して行くなか、「当たり前のことをしっかりとやっていき、自分が一番楽しむこと。それがお客さんに伝わって居心地のいいお店になると思うので、これからもそこを大事にしていきたい」(同)と話す。リピート率が高く、常連でいつもにぎわう同店には、「松竹芸人のDA-DAやチョップリンなど、若手お笑い関係の人もチラホラ来てくれている。常連さん同士が仲良くなったりするなど、当店がいろいろな人の出会いの場になればうれしい」(同)とも。
営業時間は18時~24時。日曜定休。