婚礼式場として長い歴史をもつ太閤園(大阪市都島区網島町、TEL 06-6356-1110)で5月24日、「太閤園ヒーリングナイツ~ほたる物語」が始まった。
約7,000坪の敷地面積をもつ太閤園では、庭園を流れる小川に天然の「平家ボタル」が生息する。「大阪市内に天然のホタルが残っているのは貴重」(ヒューマンデザイン生物生態研究所所長の千葉さん)とされる同園は、毎年近隣・遠方問わず多数の客が訪れる鑑賞スポットになっている。
期間中、園内に生息するホタルの鑑賞や初夏の味覚を盛り込んだ期間限定料理を提供するほか、音楽を流しながら抽象絵画に青・赤・黄の3原色のライトをあて、ライトの配分・割合を変えていくことで作品の微妙な陰影の変化を癒しのエンターテインメントとして楽しむ「フィーリングアーツ体験」、ヨーヨー釣りや射的などの昔懐かしい縁日などを行う。
同園ではホタルが生息しやすい環境作りの一環として、害虫の発生を抑えるため夏場の水温が上がらないように配慮したり、生態系を保護するため小川の水を下水に流した独立閉鎖系の維持をしたりするなど、ホタルのための環境設備に取り組んでいる。「ホタルの環境設備をきっかけに、ペーパーレス化やパソコン待機電力の削減など、身近なところから自然環境保護に向き合い、意識を高めていきたい」(同園の浦嶋支配人)とも。
料金は、大人8,000円~(料理によって異なる)。6月30日まで。今後も夏のイベントとして「七夕祭」(6月20日~7月13日)、「ゆらぎの灯り」(7月18日~8月31日)などを予定している。
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