大阪市内を流れる大川で7月7日、一夜限りの「天の川」を再現するイベント「平成OSAKA天の川伝説2011」が開催される。
「天に星満つる地」と伝えられる大阪・天満を舞台に七夕の夜、「願い」「思い」を込めたLED光源による光体「いのり星」を大川に放流し「平成の天の川」を作る同イベントは今年で3年目。昨年は約2万7000人が訪れ、大阪の夏の新しい観光資源としてにぎわいをみせた。
今年は、東日本大震災の犠牲者への「鎮魂」をテーマの一つに加え、19時~21時の間、「いのり星」5万個を天満橋付近の大川から放流する。
開催を前に、京阪シティモール1階や大阪キャッスルホテル、大阪水上バスなどで現在、短冊はがき2枚と特製キーホルダーをセットにした「天の川短冊」(1,000円)を販売中。願いを書いた短冊は「川の駅はちけんや」に設置されたササに飾られ、イベント当日はササ飾りを船に乗せて大川を運行する予定。
併せて、被災者へ復興願いやメッセージを書いた短冊を送る「メッセージ短冊コーナー」を「川の駅はちけんや」に開設。集められた短冊は後日被災各地で展示される予定。
開催時間は19時~21時(少雨決行)。