八軒家浜で12月5日、大阪府が進める「中之島にぎわいの森づくり」事業のキックオフイベントとして、シンボルツリーとなる「ドリカムツリー」のイルミネーション点灯式が行われた。
中之島の堂島川沿いの遊歩道を緑化し回遊性を高め、水とみどり豊かな自然に人があふれる空間の創出を目指す同事業。趣旨に賛同した「DREAM COME TRUE」が大阪府とコラボレーションし、イルミネーションで飾ったシンボルツリーならぬ「ドリカムツリー」を八軒家浜に設置、点灯式を行った。
ドリカムツリーは、1993年に「WITER FANTSIA」と題して東京・代々木公園に設置されたのが始まり。そのツリーの下で告白すると恋が実るというジンクスまで生まれるほど、冬の風物詩として親しまれてきた。
点灯式では、ドリカムのリーダー中村正人さんのトークセッション、LOVEさんのライブなどが行なわれ、点灯式を盛り上げた。大阪で小学1年から中学1年までを過ごした中村正人さんは「小学校の時におやじと来た思い出がある。きれいになった」と中之島の変化に驚きを見せた。復活したドリカムツリーについては、「恋人たちの待ち合わせスポットにしてほしい」と思いを語った。ドリカムと大阪府のコラボレーションは、同事業が本格的にスタートする来年以降もさまざまな形で継続していく予定。
点灯時間は17時~22時。今月27日まで。