大阪城公園で「スイーツマラソン」-初のイベントに1,800人が参加

大阪城公園を走り抜ける参加ランナーたち

大阪城公園を走り抜ける参加ランナーたち

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 大阪城公園で11月28日、スイーツとマラソンのコラボレーションイベント「第1回スイーツマラソンin大阪」が行われ、1,800人の男女が参加した。

「給水」ならぬ「キュウスイーツ」ができるエイドステーション

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 「マラソンで汗を流した後に、おいしいスイーツを楽しむ」新しいタイプのランニングイベントで、ハーフマラソン、10キロなどの個人種目から、チームでフルマラソンを完走するリレーマラソン、初めて出会った男女でチームを作るシャッフル・ランの全4種目から参加者が自由に選択することができる。

 ゴール地点に設置されたエイドステーションと呼ばれるブースには、堂島スウィーツのシュークリームをはじめ、人形焼き、ソフトクリーム、マカロン、チョコレートフォンデュなど10種類以上のスイーツを並べ、コース周回中や走り終えたランナーたちが自由に食べられるようにした。41店舗が出店している会場内の「スイーツ物産展」会場では、マラソン参加費3,000円と引き換えにもらえる500円の金券も使いながらスイーツや特産物が楽しめるようになっている。

 参加者は約1,800人。おいしいスイーツが食べられるということもあり、女性の参加者が半分以上を占め、東京・埼玉・愛知・宮崎など関西圏以外からの参加者も多く見られた。開会式には、スペシャルゲストとして走る森脇健二さんが若手後輩芸人を引き連れ登場。「うちの事務所にいる暇なやつらを連れてきました」と参加者の笑いを誘った。

 愛知県から参加した女子大生は「大阪のスイーツが食べられて最高。大阪の友達もできたし、別のところで開催される時は絶対参加したい」と満足気にスイーツをほおばっていた。会社の同僚と参加した男性(36)は「やはり運動した後は甘いものが欲しくなる。みんなでワイワイ参加できるし、また参加したい」と語った。ゴール後のランナーたちは、イベントの物産ブースでたこ焼き、イカ焼きなどの地元の味を楽しんだりするなど、食い倒れの街・大阪らしいにぎわいを見せた。

 スイーツマラソン実行委員会の矢島友幸委員長は「多くの方々にスイーツとランニングをきっかけにその地域の魅力を知ってもらいたい。マラソンがブームで終わらないためにもこれからもスイーツマラソンを全国で展開していきたい」と語る。今後は、京都や神戸などでも計画中だという。

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