ホテルニューオータニ大阪(大阪市中央区城見1)のフランス料理「サクラ」の新料理長に5月、小出裕之シェフが就任した。
小出シェフは1977(昭和52)年東京生まれ。1996年に同ホテルに入社し、イタリアンレストラン「ベルヴュー」、フランス料理「トゥールダルジャン東京」に配属。2008年から1年間は仏パリの「トゥールダルジャン」に派遣された。得意料理はカモ料理で、「豊かな感性で作り上げる」ソースや盛り付けが特徴。「サクラ」料理長としては6代目料理長となる。
新料理長と新しい料理の紹介を兼ねたフェア「Arrivee du Nouveau Chef “序曲・小出裕之の革新”」を6月23日~27日に開催する。「料理に対しては常に情熱と信念をもって取り組んでいる。今回は特に、お客さまの『心に響く料理』を作りたい」と小出シェフ。
コースは、アワビやブイヤベース、幼ガモのロースト(以上夜のコースから)などを組み込んだぜいたくな内容も。「今回のコースは、通常出しているグランドメニューにはない特別メニュー。期間限定でお値段以上の食材と内容にこだわって用意した」(営業推進課の勝浦美奈子さん)とも。
同フェアのランチは7,000円、ディナーは1万3,500円。要予約。