都島で毎週月曜に「おもちゃ図書館」-さまざまなおもちゃを無料開放

「おもちゃ図書館」の様子。好きなおもちゃで自由に遊ぶ子どもたち。約40種のおもちゃを無料開放

「おもちゃ図書館」の様子。好きなおもちゃで自由に遊ぶ子どもたち。約40種のおもちゃを無料開放

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 都島の子育てスペース「マナパーク」(大阪市都島区都島本通1、TEL 06-6115-7077)で5月10日から毎週月曜日に、おもちゃ図書館「マナパークおもちゃライブラリー」(参加無料)を開催している。主催はNPO法人mamaコム。

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 おもちゃ図書館は、さまざまなおもちゃを用意して子どもたちが自由に遊べるように無料開放したもの。もともとは「うまくおもちゃで遊べない障害のある子どもたちに、おもちゃの素晴らしさと遊びの楽しさを伝えたい」という願いから始まったボランティア活動だったが、現在は障害の有無に関係なく、おもちゃを通してともに遊び交流する場になっている。大阪市では「日本おもちゃ図書館財団」協力の下、各区に1カ所ずつおもちゃ図書館を設置。対象年齢は幼児~6歳位。

 同スペースでは、木のおもちゃ、知育玩具、おままごと、プラレールなど約40種のおもちゃを開放。「気軽に購入できない高価なおもちゃや、珍しいおもちゃも用意している。子どもはとても飽きやすいが、いろんなおもちゃで遊ばせていくうちに自分の子どもはどんなおもちゃが好きかわかるようになる」と同NPOの柳生さん。それ以外にベビーサインの講師を招き、「手あそび」などのレクチャーも。「参加いただいているお母さんたちがいろんな資格を持っているので、その時々に合わせさまざまな催しを行う」という。常時6組くらいの親子が利用する同イベント。「地域のいろんな人が交流できる場になれば」とも。

 参加者からは、「家にあるおもちゃの数は限られるが、ここにはすごくたくさんのおもちゃがあるので楽しい。自分の子どもがどういうおもちゃが好きなのかが分かるし、いろんな子どもが来ているので交流にもなる」(都島区在住・三島さん)、「百貨店にあるような高価なおもちゃや、外資系の木のおもちゃなど、種類も豊富でびっくりした。しかも今日はベビーサインまで習えてうれしい」(都島区在住・岡崎さん)などの感想が寄せられている。

 柳生さんは「もっとおもちゃの数を増やし、将来的には貸し出しも行っていきたい」と今後の展望も。開催時間は10時~12時。毎週月曜開催(祝日の場合は休み)。月曜以外は、ベビーマッサージ、ベビーサイン&リトミック、母乳マッサージ、おやこ英語、スクラップブッキングなど、いずれも親子で参加できる教室を開いている。

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