大阪ビジネスパーク円形ホール(大阪市中央区城見2)で1月9日~11日、「第5回 鉄道わくわくフリーマーケット」が開催される。
約1,600平方メートルの会場で、鉄道や鉄道模型のファンが自分のコレクションを販売する国内でも珍しい鉄道関連グッズ専門フリーマーケットとして2006年から開催されている同イベント。昨年は開催3日間で1万人以上が訪れにぎわいをみせた。中には「遠方から泊りがけで来る人もいた」(テレビ大阪事業部の大槻さん)という。今年の出展数は約70ブースを予定。
会場では、鉄道模型、写真、関連グッズなど鉄道にまつわるさまざまなグッズを販売する。自身も鉄道マニアだという大槻さんが、これまでに開催された同イベントで最も印象深かったのは「昨年のオークションで出品された南海バスの代行表示幕」。南海バスの代行表示幕は、関空の連絡橋を走る南海電鉄が風で運行が止まった場合、バスで代行運転する際に掲出される「鉄道代行」の表示幕。「『鉄道のオークションにバスグッズ?』と驚いたが、鉄道が関係しているグッズのため、結構な高値で落札されたと記憶している。まさに鉄道グッズの奥の深さを再認識させられた一品だった」と振り返る。
フリーマーケット以外にも、鉄道マニアの中川礼二さん、鉄道アイドルの木村裕子さんによるトークショーも予定。そのほかHOゲージ鉄道模型の走行展示、お宝オークション、世界初のフルハイビジョン実写映像での本格的な運転シミュレーションなどを展開する。「(鉄道の魅力は)何となく人生を考える時間をくれるような、新幹線や飛行機にはないぜいたくな時間をくれる乗り物だということ。2010年は京橋の毎年パワーアップしている鉄道フリマで熱い1年のスタートを切ってほしい」とも。
開催時間は10時~17時。入場料は、大人=800円(当日1,000円)、子ども=400円(当日500円)。3歳以下無料。ツイン21アトリウム(大阪市中央区城見2)でも同期間中に開催。