パナソニックの総合情報受発信拠点「パナソニックセンター大阪」(大阪市中央区城見2、TEL 06-6949-2111)のコミュニケーションスペースで現在、京都造形芸術大学生が制作した「クリエコ」作品の展示が開催されている。
「クリエコ」とは京都造形芸術大学情報デザイン学科プランニングディレクションコース2回生が生み出した新しいエコ用語で、パナソニックが目指す「一歩先のエコ」を表しているエコアイデアに京都造形芸術大学生が目指す「クリエーティブ」を掛け合わせたもの。会場ではポスターや段ボール、エアキャップなどの生活廃材を中心としたさまざまなエコ素材を利用し、それを少し違った視点で見ることによって生み出された作品を展示している。
展示作品はアート性、デザイン性の高いポスターを再利用したバックや、段ボールを再利用したハンガータイプのディスプレー、大量に破棄されるフライヤーを利用したブックカバー、割物の梱包に使われているエアキャップを利用したデジカメケース、筆箱、化粧ポーチなど。
今あるものに少し手を加えることで、ゴミがゴミとならないアイデア作品は、誰もが簡単にできる身近なエコ。担当の野智樹さんは「『今まで捨てていた生活廃材がこんな使い方ができるなんて』と来られた方も驚かれている。これからエコ活動に取り組んでいくであろう若年層に特に見にきていただければ」と話す。
開催時間は10時~18時。水曜休館。無料。来年1月26日まで。