大阪府立文化情報センター(大阪市中央区大手前3、TEL 06-4790-8511)さいかくホールで「公開講座フェスタ2007」が11月5日~11月24日、開催される。
同講座は「関西からの発信~新しい交流・躍進を目指して~」をテーマに、3週間にわたって34講座をリレー方式で実施。大阪、兵庫、奈良、和歌山の大学や研究機関の講師らが「HSNネット」として集まり、新たな情報交換ができる場としてさまざまな講義を開催する。
そのなか、松竹演劇部顧問の中川芳三さん、朝日放送のラジオパーソナリティ道上洋三さん、雑誌「上方芸能」代表の木津川計さんを招き、HSNネットの特別講演も開催。
「HSNネット」が主催することによって、短期間に遠方の大学や研究機関の講義を大阪の中心部で受けることが可能になり、社会人や主婦など休みが少ない人たちから多くの支持を得、多くの受講者がリピーターとなって受講者数も毎年増加を続け、今年で10年目を迎える。
9月18日より受け付けが始まっている。10月25日までにパンフレット刷り込みの往復はがきか官製往復はがきに必要事項を記入して同センターまで郵送するか、同センターのホームページから申し込む。定員は各講座先着180人で、受講料は1講座=500円、特別講演を除く31講座を自由に受講できるフリーパス=3,500円。11月8日に予定されている阪南大学教授の高橋庸一郎さんによる「聖徳太子の三つの謎-聖人・仏教・未来記-」は、すでに定員に達したという。
同センター広報担当の中西さんは「多彩なジャンルの講座を取りそろえているので、いくつかは興味を持ってもらえると思う。ぜひ足を運んでいただければうれしい」と話す。