城東区蒲生に5月23日、和食店「豆彩家 縁が和」(大阪市城東区蒲生4、TEL 06-6930-1622)がオープンした。
京都出身の店長・武村雄二さん(35)こだわりの手間暇かけた豆腐料理をウリにする同店。店舗面積約20坪の和風モダン空間にカウンター、個室の計40席を設ける。
「豆腐の本当のおいしさを知ってほしい」と話す武村さん。目玉メニューの「縁が和豆腐」(480円)は、にがりを使用せず吉野葛で固めることで、モチモチとした食べ応えのある食感を出した。そのほか、素朴な味わいの「自家製ひろうす」(580円)、大豆のうま味が凝縮された「出来立て汲み上げ湯葉」(580円)、ねっとりとした卵黄の「月見つくね」(580円)、「京玉子出し巻き」(480円)、「吟醸湯豆腐」(780円)など、ヘルシーメニューを多数用意する。
シメの飯物も、お茶漬け4種(タイ・明太子・高菜・紀州梅)、釜飯3種(タイ・鶏・季節もの)、「天むす」(580円)などを豊富にそろえる。3,300円からの「おまかせ会席コース」も(前日までに要予約)。客単価は3,500円。
近年急速に新しいマンションが建ち、大阪市内でも人口増加率が高い蒲生。それに伴い、地元密着型の飲食店もここ数年で急速に増えている。同店もファミリー、カップルなど地元客率が高いのが特徴。蒲生では「近隣住民の取り込み」が最大の課題となっている。
カウンター以外全席個室の同店。「とにかくゆっくりくつろいでほしい。喜んでいただける自信はあるのでぜひ一度足を運んでほしい」(同)とも。
営業時間は17時~24時。