兄弟営業の京橋の立ち食い焼肉店が2周年、変化の節目迎える

店長の安士さん

店長の安士さん

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 スタンディングスタイルで焼肉を提供する京橋の「お手軽焼肉 正」(大阪市都島区東野田町3、TEL 06-6881-2917)が、6月11日で2周年を迎えた。

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 同店は、熱血タイプの兄の一樹さんと、ソフトで優しい弟の安士さんが「京橋という焼肉激戦区で、既存にない店をやろう!」とタッグを組んでオープンした新ジャンルのスタンディング焼肉店。オープン当初からテレビや雑誌の取材が絶えず、現在では「京橋の立ち食い焼肉店」として定着している。

 兄弟ともに営業マンだったという経験を生かし、「とにかく人ありきの店でありたい」(弟の安士さん)と、立ち食いならではの「人と人との距離の近さ」を最大限に生かした。「何よりも楽しんでもらうことが一番。お客さんがバーに会話をしにやってくるような雰囲気は、今後も大事にしていきたい」(同)と思いを語る。

 焼肉メニューの目玉は「特選ロース」(880円)。ピンク色のきれいなスジが入った特上部を目当てに訪れる客の姿も多い。その他にも「醤油バターはらみ」(950円)、「山椒カルビ」(900円)などの新メニューも定期的に考案し、常連客を飽きさせないよう努力を欠かさない。

 これまでずっと兄弟で店を展開していたが、2周年を節目に兄の一樹さんが現場を抜け、弟の安士さんが店長となって営業する。「大将(兄)の存在が大きかったのでプレッシャーは大アリ(笑)。でも、いい意味で一度リセットする気持ちで、さらにバージョンアップした店にするのが目標」と意欲をみせる

 営業時間は17時~翌2時。日曜定休。

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