京橋の街角情報を集めた「京橋ウォーカー」(角川マーケティング刊)が5月22日、発売された。
同誌は全国の街角ウォーカーシリーズの京橋版。同シリーズは2006年6月から発行されているが、「京橋はかねてから狙っていたエリア」(編集長の石榮さん)だったという。
今回「京橋」を取り上げることを決めた背景には、「昨年、kiki京橋オープンのタイミングで打った関西ウォーカー本誌の京橋特集が好評だった」(石榮さん)ことがあるという。さらに「枚方、西宮、尼崎、堺という郊外型の街角ウォーカーに続けて、梅田、京都三条四条、三宮元町などのターミナル型の街角ウォーカーのラインアップにあたり、いよいよ(京橋は)機が熟した街になったのではないかという考えもあった」(同)。
「全ページ、全特集が目玉」という同誌。グルメ特集「ほんまにうまい店だっせ京橋!!厳選82店!!」や、KiKi京橋、大阪城公園などの買い物&遊び情報を充実させた「京橋名物スポット徹底解剖!!」、地元のランドマークでもある読売テレビの社内をレポートする「大人の社会見学」など、口コミをもとにスタッフが徹底リサーチし、ウォーカー目線で紹介している。
「まるごと一冊京橋という本は他にはないと思う。ぜひ地元の人には見てもらいたい」(同)とも。
価格は880円で、初版は8万部を発行。京橋や近隣エリア、京阪沿線、JR学研都市線沿線の書店、コンビニをメーンに、関西一円の大型書店で販売している。