平松大阪市長が案内する特別ツアー開催-「水都大阪2009」キックオフ

雨の中、平松市長の説明を熱心に聞き入る参加者たち

雨の中、平松市長の説明を熱心に聞き入る参加者たち

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 「水都大阪2009 クルーズ&ウォーク OSAKA旅∞(おおさかたびめがね)」のキックオフ・プログラムとして4月25日、天満橋の八軒家浜(大阪市中央区)で「平松市長が案内する特別ツアー」が開催された。

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 ツアーは「OSAKA旅∞」の通常コースをベースに約1時間に短縮した特別コースで、同日からスタートする「OSAKA旅∞」の第1号エリアクルー(案内人)を、水都大阪実行委員会の会長である平松邦夫大阪市長が務めることで、「水都大阪2009」「OSAKA旅∞」をPRするのが狙い。

 ツアー当日は強い雨の中、150人以上の応募者の中から抽選で選ばれた約20人が参加した。観光船「ひまわり」船内で、エリアクルーとなる市民ガイド20人の任命式が行われた後、市長のガイドで大阪城周辺までを周遊。市長の、「ここにいるエリアクルーの皆さんに比べれば付け焼刃だが」と言いながらも流ちょうな説明に、参加者は真剣に耳を傾けた。

 「ひまわりのいい所は雨天でも運航できるところ。間もなく見える大阪城は、市民の寄付で建てられた。当時150万円、現在で言うと600億円が半年で集まった。皆さんもふるさと納税をよろしくお願いします」と市長が話すと、船内は大きな笑いに包まれた。

 「市長になってから、こんなに気楽に話させていただくのは初めて」という市長は下船後、熊野古道の石碑や北大江公園を案内し、公園から見える大阪唯一のハープ店を示しながら、「大阪のあらゆる文化を応援したい」と話した。最終目的地のエキスポカフェでは、一般参加者全員に万博を模したパフェが振る舞われた。

 岐阜県から参加した伊藤悟志さん(28)は「淀川のゴミを拾う運動をしているので、市長にも参加してほしいと伝えた。今日は本当に勉強になった。大阪は、お笑いと食い倒れの街というイメージだったが、音楽にもゆかりがあるとは…見る目が変わった」と笑顔を見せた。

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