京橋中央商店街内の鴨つけ麺店「京橋 鴨いち」(大阪市都島区東野田町5、TEL 06-6929-5006)は2月から、通常メニューに加え、夜に居酒屋メニューを導入している。
昨年7月にオープンした同店。店舗面積は約14坪、カウンター、テーブルの計16席を設ける店内には、同店目玉の「鴨つけ麺」を目当てに多くの客が訪れる。先日も、「京橋花月出演中の芸人がお忍びでやって来たばかり」(オーナーの井上さん)。
居酒屋メニュー導入のきっかけは、「お客さんの、『つけ麺だけじゃなく、もっと酒のアテになるようなメニューがあったら毎日でも来るのになぁー』といった声」(同)。客とのやりとりを何よりも大切に考える井上さんは、すぐさま居酒屋メニューを考案。中でも、ミスジ肉を素材とした「ええとこの肉 サイコロステーキ」(800円)は、「これはほんまにええ肉。おすすめ」(同)という。2~3日おきに変わる居酒屋メニューにはそのほか、「カマスの干物」(400円)、「チーズ盛り合わせ」(400円)などを用意する。
商店街の奥に位置する同店は、「ビジネスパーソンは少なく、商店街で商売やってはる人や学生、ホストの兄ちゃんの来店が多い」(同)。22時以降は「下ネタも解禁(笑)。皆ワイワイやる人が多いから、酒のアテになるようなもん置いたらもっと喜んでもらえる思うて」と笑う。
昼夜問わず人気の「鴨つけ麺」は、うどん・そば・ラーメンの3種から選ぶ。価格は各580円。使用する鴨肉は、臭みの少ない「紅茶鴨」。「柔らかい肉質にこだわり、近所の精肉店で管理とスライスをし、一番いい状態に仕上げている」(同)という。
営業時間は11時~15時、18時~24時。