大阪城天守閣で重文「金蔵」を特別公開-体験コーナーや縁日も

大阪城金蔵は徳川幕府の金蔵の中で唯一現存するもの

大阪城金蔵は徳川幕府の金蔵の中で唯一現存するもの

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大阪城天守閣(大阪市中央区大阪城1、TEL 06-6941-3044)前の本丸広場内金蔵で7月26日~8月3日、重要文化財「金蔵」の特別公開が行われている。

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金蔵は、徳川幕府の金銀(御用金)保管庫の役割を果たしていた建造物で、大阪城金蔵は江戸時代の金蔵の中で唯一現存するもので、昨年に引き続き期間限定で内部を公開する。

金蔵内には、江戸時代の小判や銀貨・銭の模造品や当時の千両箱の展示があり、パネルでは昔の金蔵の古写真とともに、金蔵どのように使われていたか、どの位のお金があったかなどを分かりやすく表示。金蔵周辺では「見て!触れて!体感しよう!お金にまつわる体験コーナー」などを設け、大人も子どもも楽しめるように工夫を施した。

体験コーナーでは、千両箱に入れられた天保小判や寛永通宝などに実際に触れることができるほか、米俵1俵の3分の1の重さを体験したうえで、江戸時代の1両である3俵で日常生活に関わるものがどれだけ買えたのかをパネルで学習できる。

縁日コーナーの「小判をねらえ!わなげにチャレンジ」(1回100円)では、天守閣で販売されているレプリカ小判や本物の古銭などがもらえるチャンスがあり、金蔵前の記念撮影パネルでは、「千両箱を盗み出したねずみ小僧」に変身できる。マップを手がかりに各ポイントのクイズを解くクイズラリー「大阪城クイズめぐり」では、正解者への景品も用意する。

昨年も大阪キングイベントに合わせたイベントとして6,702人の来場者があり、今年の3日間の来場者は約2,000人で、今期間中で6,000人の来場者を見込む。

開催時間は10時~19時(入場券販売は18時30分まで)。料金は200円(中学生以下、大阪市内在住65歳以上の方、障害者手帳を持参者は無料)、金蔵・天守閣セット券は700円(中学生以下無料)。

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