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旭区の住宅街に夜アイス専門店「まちの駄菓子屋さんのような存在に」

一番人気「チョコバナナ」を手に店をアピールする吉塚秀幸店長

一番人気「チョコバナナ」を手に店をアピールする吉塚秀幸店長

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 深夜23時まで営業するアイスクリームショップ「これから流行(はや)るアイス屋さん」(大阪旭区高殿2)が5月3日、大阪市旭区の「ライフ高殿店」近くにオープンした。

一番人気「チョコバナナ」(650円)

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 メニューは9種類。定番のバニラソフト(500円)、一番人気のチョコバナナソフト(650円)などをカップで提供する。各メニューのミニサイズ(200円)や、トッピング(イチゴソース、マンゴーソース、チョコソース、抹茶ソース、各50円)なども用意する。店長の吉塚秀幸さん(26)は「若者や社会人の方にだけでなく、地域の子どもたちが集える場所にもしていきたい」と話す。

 夜アイス専門店の多くは繁華街の近くに店を構えることが多いが、同店は住宅街の中にある。店の前は通学路に指定されるなど、家族連れが多く住むエリア。「最近、駄菓子屋さんも少なくなってきている。その代わりのような存在になれたら」と、外からでもガラス越しに店内が見られるように設計。店内をネオンで装飾する夜アイス専門店が多い中、同店ではあえて白い蛍光灯を採用した。「親子さんが安心して子どもを送り出せるお店を意識した」。

 今では下校時間を過ぎると多くの子どもたちでにぎわう同店。5月の「母の日」には、母親とけんかした小学生の女児が訪れ、吉塚さんが相談に乗ったという。

 吉塚さんは、店を運営する傍ら泉南市内で居合道場も経営。「普段から小中学生と話す機会もあり、店の運営にも生かせているかも」と話す。

 今後は、クレープや、夏に向けてかき氷もメニューに取り入れる予定。

 営業時間は11時~23時。

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