京橋の中華料理店「ササラ飯店」(大阪市都島区東野田町4)で5月22日、「第1回 町中華ライブ」が行われた。
昭和を感じるレトロな雰囲気漂う店内に「いちご白書をもう一度」「などり雪」など昭和のフォークソングが鳴り響く。全14席の店内は40~70代の男女で満席。ライブを企画した店主の新山郁雄さんは「中高年が元気な自分を取り戻すきっかけを与えたい」と話す。大久保貴弘料理長が中華の特別コースを提供した。
歌うのは、新山さんの思いに賛同した東山六峰さん。普段は京都を中心に活動をしている。ここまで少人数の前で歌うことは初めてという。「お客さんのすごい熱意や思いを肌で感じられて良かった」。友人の西村正之さんと共に、2時間半で約20曲を歌い上げた。
参加者たちも一緒に合唱。会場からは、「懐かしい歌とおいしい料理で最高の瞬間」「心の奥底に埋もれていたものが沸き上がる感じ」などの声が聞かれた。
新山さんは「今後も町中華ライブを続けることで、京橋がまだまだ元気な中高年の街になるようにしたい」と意気込む。次回は6月26日を予定。料金は4,000円。要予約。申し込みは新山さん(TEL 090-8984-9997)まで。