大阪城公園(大阪市中央区大阪城3)に3月31日、大阪城東ロータリークラブが「木製ベンチ」14基を寄贈した。
今年で創立50年を迎える同クラブは、大阪城公園で過ごす人々のために、より快適な憩いの場になってほしいとの願いを込めてベンチを寄贈した。
40周年のときは豊臣秀吉の馬印であるひょうたんを付けた「ひょうたん時計」を、45周年には「ロータリーのソーラー街灯 見守り当番」を大阪城ホール隣の噴水付近に寄贈した同クラブ。今回も同じ場所で、高齢者が、座る動作から立ち上がる動作までサポートするレールを備えたベンチを贈った。
贈呈式では大阪市より感謝状が贈られたほか、市立堀江中学校の吹奏楽が祝いの演奏を披露。同クラブ50周年実行委員長の井土賢一(78)さんは「大阪の待ち合わせスポットで、少しでも地域の役に立てたら。丈夫な木材を使用しているので、50年先も100年先も利用してもらえたらうれしい」と話す。