「らぁ～めんmoa（モア）」（大阪市城東区鴫野西1、TEL 080-9579-4796）がJR京橋駅南口近くにオープンして2月15日で2カ月を迎える。

一番人気だという「白湯スープ(しょうゆ味)」850円

　ラーメンのスープは2 種類。鶏だしを使いあっさりとした「清腸(せいちょう)スープ」(800円)、豚の皮を煮込みこってりとした「白湯(ぱいたん)スープ」(850円)。それぞれスープの味に加え、しょうゆ味と塩味から選べる。麺はストレートの中太麺で、鶏胸肉チャーシューと7時間低温調理したという豚のレア肩チャーシュー、紫タマネギなどをトッピングで用意する。

　席数はカウンターとテーブル合わせて12席。広々とした店内では、ベビーカーや車いすなどもそのまま入り、食べられるようにする。

　京橋出身の大橋えりさん(31)が夫と2人で営んでいる同店。10年以上ラーメン店で修業し、昔から開業が夢だったという夫の夢をかなえるため、大橋さんは勤めていた介護職を辞め、二人三脚で店を切り盛りしている。結婚8年目の2人。「moa」の店名の由来は、2人が出会った思い出の店「モア」に由来しており、その店の許可ももらって名付けたという。

　大橋さんは「昔から慣れ親しんでいる住みやすい街・京橋で、どうしても店を開きたくて、ずっと場所を探していた。下町とサラリーマン街が入り交じったこの街で愛される、アットホームな店を目指したい」と話す。

　高菜ご飯(250円)、味玉(100円)、替え玉(150円)などのメニューもあり、期間限定の「辛ネギラーメン」(900円)も提供。口コミが徐々に広がり、常連客も増えてきたという。「一日に昼夜2度来てくれる方や毎日通ってくる常連客も。季節に合わせた期間限定の味なども考案しながら、リピーターを飽きさせないようにしたい」と話す。

　営業時間は11時30分～14時30分、17時～21時。火曜定休。