京橋のスタンド&個室焼肉店、リニューアルで店舗拡大

左からスタッフのあやさん、一樹さん、吉良さん、安士さん

左からスタッフのあやさん、一樹さん、吉良さん、安士さん

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 京橋のスタンド&個室焼肉店「お気軽焼肉 正」(大阪市都島区東野田町3、TEL 06- 6881-2917)が3月6日、リニューアルオープンした。

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 今回のリニューアルでは、空き店舗だった隣との間の壁を1階・2階ともに外し、店舗面積を以前の6坪から12坪へと拡大。席数は16席から32席へと増席した。以前は1カ所のみだった入り口も3カ所に増やし、春・夏の季節にはすべてオープンにして焼肉を楽しむことができるという。

 同店のオープンは2007年6月。「オープンから1年未満でリニューアルというのは、回りからよく早いと言われますが、僕からすればこの時期にやるのがいいタイミングやと思った。以前はキャパの問題もあって、常連さんで埋まってしまいがちだったが、店舗拡大で一見さんが増えた」(大将の伊藤一樹さん)と、リニューアル効果を話す。

 「客との距離の近さ」や「楽しませる焼肉店」をウリとする同店。「リニューアルに伴い新しく加わった4人のスタッフにも、「洗い物なんか誰がやってもいいし、店が終わったあとでもできるから放っといていい。『それよりお客さんがいる間は接客命でガンガンいけ』と話してます」(同)とも。その結果、「焼肉が食べたいからここへ来る」という客はもちろん、「スタッフが楽しいからここへ来る」という客が増加傾向にあるという。

 メニューは、以前のものに加え、「生センマイ」(650円)、「和牛さしみ」(980円)、「ユッケ丼」(680円)など多数そろえてさらに充実させた。毎日変わる人気の「黒板限定メニュー」や「月替わりの目玉商品」も用意し、「常連さんを飽きさせないように考えてます」(同)と話す。

 同店を経営する以前は、ビジネスマンだった伊藤さん兄弟。「京橋」という土地柄すらさほど認知していなかった2人にとって、新ジャンルともいえる「スタンディング焼肉店の経営」は、人生を賭けたギャンブルだった。いくら戦略を立て自信を持っても、最初から確実に成功するという道筋が描かれていたわけではない。「営業マンだったころの経験を生かし、とにかく日々一生懸命やって、常に客の立場での視点を持つようにしてきた。今は常連さんもどんどん増え、いい方向へ進んでいると思う。今後も『人と人がつながる店』をコンセプトに、楽しませる焼肉店でありたい」(同)と熱く語る。

 営業時間は、月曜~水曜・金曜・土曜=18時~翌3時、日曜・祝日=18時~24時。木曜定休。

京橋・スタンディング焼肉店がエコ活動-マイはし持参でドリンク提供(京橋経済新聞)

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