今年秋オープン予定の「京橋花月」(大阪市都島区東野田町1)のオープニングキャンペーンとして、吉本興業(大阪市中央区難波千日前11)は3月26日、「GO!!GO!!京橋花月vol.6」を開催。同キャンペーンは半年の節目を迎えた。
当日は、京花ガールズの桜の漫才に始まり、笑い飯と千鳥の大喜利ライブ、ティーアップの漫才、ニンジャマンのコントなど、吉本の若手を含む26人の出演者の熱演に会場はわいた。
ティーアップの前田さんは「京橋は、15年前に付き合っていた女性が住んでいた街。高い店には連れて行けないので、商店街の定食屋によく行った。僕は阪神の尼崎出身だが、京橋は雰囲気が似ていると感じた。尼崎を大きくしたのが京橋という印象。梅田とは違って親しみやすいので、お金がなかった当時でも、京阪モールに入っているDCブランドのお店なら行きやすかった」と振り返る。「芝居が好きなので劇場が増えるのはうれしいし、やりがいがある。劇場の数に負けないよう努力しないといけないというプレッシャーもある。NGKやうめだ花月では見ることのできない、ちょっと違った京橋花月を楽しんでほしい」と意慾もみせる。
長谷川さんは「22~23歳のころ(17~18年前)、京橋なら400円あったらご飯が食べられたので本当にありがたかった。当時は仕事がないのにバイトもしない、今で言う「だめんず」だった。そのころ京橋でお世話になった人たちに、ティーアップとして活躍することが恩返しになると思って頑張っている。当時は、素うどんが120円で食べられた。贅沢だから、素うどんではなく天ぷらうどんを食べていたけどね(笑)。今でもハッキリ覚えているのが、天ぷらうどんと玉子とじうどんを同時に頼んだ人がいたこと。しかもそれを交互に食べていた」と思い出を語り、「当時は弟子時代だったので、飲みに行った先で隣に座ったいろいろな人たちが話すのを聞いては『俺らと同じだ』と思った。京橋はいろんな職種の人が隣に座って肩寄せ合って飲んでいる街という印象。京橋花月は、「京橋の新名物にするんだ!NGKを食うんだ!」と地元の人たちも盛り上げてほしい。おだてに弱い芸人は、場が盛り上がったらさらにテンションが上がるから(笑)」と話した。
友人同士で見に来たという枚方市の福本さん・杉本さんは「くずは駅のポスターで知った。このイベントを見に来たのは初めてだが面白かった。吉本のイベントはチケットが取りにくいというイメージがあったが、取れて良かった。京橋花月ができるのはテレビのニュースで知っていた。京阪で1本だから遅くなっても帰りやすいので、京橋花月ができたらぜひ来たい」と話した。
次回の「GO!GO!京橋花月」は4月23日で、会場は同じくOBP円形ホール。出演者は中川家、ロザン、川畑泰史(京橋コメディー)など。開催時間は19時~(開場は18時30分~)。入場料は、前売り=3,500円、当日=4,000円。
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