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京橋駅空襲被災者慰霊祭 終戦から76年

参列者の様子

参列者の様子

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 JR京橋駅(大阪市城東区新喜多1)で8月14日、「第67回京橋駅空襲被災者慰霊祭」が行われた。

京橋駅南口に集まる人々

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 1945年(昭和20)8月14日12時30分頃、天王寺行き電車と大阪行き電車が京橋駅に進入した時、現在の京橋駅大阪駅方面ホーム、片町線、また駅西側にあった防空壕付近へ続けざまに数個の1トン爆弾が落とされた。

 終戦から76年の今年は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、昨年に続き椅子席は設けられず、参列者は焼香が済むと速やかに帰宅していった。

 雨の降る中、慰霊祭に参加した中原さん(66)は「昔からこの慰霊祭を知っていた。大変なご時世、平和への祈りを込めて、今回初めて参加した」と話す。城東区役所に長年勤務していた大熊さん(61)は「この土地には長い間お世話になった。地域への敬意も込めて10年以上参加している」と語る。

 慰霊祭は来年も8月14日11時に京橋駅南口で行われる予定。

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