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京橋に「初心者向け」立ち飲み店 名店の中華料理を復活

左から)大久保貴弘料理長(50)、新山祐介社長(39)、佐伯利三郎店長(35)

左から)大久保貴弘料理長(50)、新山祐介社長(39)、佐伯利三郎店長(35)

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 「大衆スタンド 東野田4丁目」が京橋にオープンして1カ月が過ぎた。オープン日は7月17日。運営は「ササラ」「丸京」を展開するYU&U(ユーアンドユー)。

麻婆豆腐

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「中華そば丸京」の隣で同時オープンした同店。「手頃な価格で中華料理が楽しめ、お客さん同士が気軽にコミュニケーションを取れる店」と店長の佐伯利三郎さん(35)。

 同社の前身であった中華料理店「カフェシノアササラ」で提供していたメニューを料理長の大久保貴弘さん(50)が立ち飲み店用に復活させた。マーボー豆腐(450円)、よだれ鶏(350円)などの中華料理に加え、丸ごとトマトの甘酢漬け(280円)、アジフライ(180円)、砂ずりのピリ辛和え(300円)などの居酒屋メニューも数多くそろえる。

 13年前からラーメン専門に展開してきた同社。4店目となる「丸京」を出店する中で、以前ラーメン店として使われていた店舗に加え、同じ広さのスペースが隣接する物件を見つけた。ラーメン店とセントラルキッチンを設置してもなお残るスペースで立ち飲み店を開くことにしたという。社長の新山祐介さん(39)は「従来の立ち飲み形態では京橋では戦えないので、立ち飲み初心者にターゲットを向けた」と話す。対面式のカウンターではなくテーブルがメイン、店内にトイレも完備し、9月にはテレビも設置する。

 佐伯店長は10年間京橋の創作居酒屋で勤めた後、4年半ササラで働いてきた。最近の京橋について「昔に比べて奇麗になり魅力的に成長している一方で、店の移り変わりが激しくなっている」。京橋で生き残るために重要なのは「新しいことへのチャレンジ精神」だという。「そのために従業員の結束を一層強め、店作りに取り組んでいきたい」と意気込む。

 営業時間は16時~24時。日・祝15時~23時 定休日 火曜日

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