「ワールドカラオケミートアップ IN 京橋」が7月27日、京橋のイタリアン料理店「Camera Piuma(カメラ ピューマ)」(大阪市都島区片町2)で行われる。主催は京橋地域活性化機構。
イベント開催のきっかけとなった意見交換の場「京橋しゃべり場」
「外国人同士や日本人と知り合って仲良くなる機会がない」と話すのは、中国から日本に来て11年目の楊陽さん(34)。京橋に住んで6年。「京橋には多くの外国人労働者や留学生が暮らしているが、町では日本人同士のコミュニティーができていて、そこに溶け込むのが難しい」という。それを聞いた同機構のメンバーが、京橋の外国人同士や日本人と交流するイベントを企画した。
今回選んだコンテンツはカラオケ。「歌は万国共通のもの。一緒に歌って楽しみ歌に対する思いを語り合うことで、交流が深まる」と同機構の鷲見慎一理事長(38)。世界的に知られている日本の歌も多くあるという。楊さんは「幼い頃に中国で午後6時に始まるアニメ『一休さん』を見ていたことや、父の影響で千昌夫さんの『北国の春』を聴いていたのが懐かしい」と話す。
「イベントを通じて、参加者の交友が長く続いてほしい」と願う鷲見さん。カラオケのほかにみんなで楽しめるゲームも用意しているという。「国籍も文化も年齢も問わず、誰もが気軽に参加できるイベントなので一歩踏み出して参加してほしい」と呼び掛ける。
開催時間は14時~16時30分。参加費は、3,000円(同機構のイベントなどで手に入る「We love 京橋ストラップ」を提示すれば2,500円)。ソフトドリンク飲み放題とおつまみ付き(フードやアルコールの注文は別料金)。申し込みはイベントのホームページから(24日まで)。