大阪城公園内の各施設でゴールデンウイーク中、改元にまつわるイベントが行われている。主催は大阪城パークマネージメント共同事業体。
令和を迎えた5月1日。大阪城天守閣前の本丸広場にて、戦国武将・真田幸村などに扮した市民団体「大阪城鉄砲隊」が新しい時代の幕開けによる祝砲をあげた。使用したのは、江戸時代に作られた火縄銃。大型の「抱えの大筒」、馬に乗って撃つ「馬上筒」など、様々な種類の火縄銃が『ズドン!』と体全体に響くような轟音を放ち、大勢の観客が沸いた。
天守閣では、7日までの期間限定で「令和最初の入館記念」の「登閣符」5千枚を販売。価格は1枚300円。群馬から訪れた50代の男性は登閣符を手に「令和の初日に手にしたので、記念になった」と喜びを語った。
ミライザ大阪城、ジョー・テラス・オオサカの各店舗では、6日まで買い物客に「令和」の文字が入った飴を進呈している。梅味でデザインは大阪城天守閣のカラーをイメージしたという。千葉から訪れた30代の男性は、「令和の味がするかな」と笑顔で飴を食べていた。
ミライザ大阪城内にある「イリュージョンミュージアム ~幻影博物館~」では11歳以下、夜の大阪城公園を歩く「サクヤルミナ」では12歳以下の子どもの入場がいずれも6日まで無料になっている。
イベント期間はいずれも6日まで。登閣符はなくなり次第終了。