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京橋駅空襲被災者慰霊祭 「戦争は幸せを奪う行為」

聖賢小学校の児童たちが焼香している様子

聖賢小学校の児童たちが焼香している様子

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 JR京橋駅南口で8月14日、「第64回京橋駅空襲被災者慰霊祭」が行われ、

小学生がスピーチする様子

約200人が参加し、慰霊碑の前で手を合わせた。

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 今日と同じような猛暑であった1945年(昭和20)8月14日12時30分ごろ。天王寺行き電車と大阪行き電車が京橋駅に進入したその瞬間、1トン爆弾が京橋駅のホームを直撃。被爆犠牲者は500名とも600名とも言われている。太平洋戦争終戦前日の悲劇であった。

 当時中学生で、この空襲で近所の同級生を亡くした鍋貴志子さん(86)は「京橋駅付近は歩けないほど、道に死体が散乱していた。昼間なのに爆撃で空一面が煙で覆われ真っ黒になった。この異常な光景は今でも鮮明に覚えている」と振り返った。

 特設の祭壇には、地元・聖賢小学校の児童たちによる千羽鶴も供えられた。児童代表として6年生の近國歩香さん、杦田葵咲さん、稲垣昂志さん、曾我綸さん、沼さくらさんは

「戦争は幸せを奪う行為。二度とこのような悲劇を繰り返さない為に、戦争の悲惨さを知り、平和の大切さを学んでいきたい。」と作文を読んだ。

 慰霊祭は来年も8月14日11時に京橋駅南口駅前で行われる予定。