大阪城ホール(大阪市中央区大阪城3)で10月9日、2800人の踊り子の祭典「第18回 大阪メチャハピー祭(まつり) 本祭」が開催される。
同祭は、「感動は、一生の宝物」を合言葉に、踊り子と数百人の市民ボランティアが参加する祭り。今年で18年目を迎える。
10年以上前、大阪は青少年の補導が日本一だった。そうした折、かつて日本一校内暴力で荒れた学校と報道された稚内市立南中学校の生徒が「南中ソーラン」を取り入れ、コンテストで日本一を手にした。それがきっかけとなり、青少年健全育成を目的に2000年11月3日に大阪で同祭が立ち上げられた。
参加者は年々増え続け、昨年は約2600人、今年は約2800人が踊る。17時20分からの「ファイナルステージ」では、世界一という今宮高校ダンス部や、130人を超える大学生が演舞する「レジェンドステージ」も展開。特別プログラムで、大阪府のゆるキャラ「もずやん」と一緒に踊る「めっちゃWAKUWAKUダンス」も。
会場はメインの大阪城ホールのほか、ツイン21ギャラリー、パークアベニュー、ラブリータウン古川橋ステージ、枚方 岡東中央公園、鶴見緑地の6カ所。
同祭実行委員長の黒川弘章さんは「たくさんのボランティアも参加し、人とのつながりや温かさはどこにも負けない祭り。一人でも多くの人に楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は、大阪城ホール=11時~20時、ツイン21ギャラリー・パークアベニュー(道路)=16時まで、ラブリータウン古川橋ステージ・枚方 岡東中央公園=10時~15時。鶴見緑地=10時~12時。入場料は大阪城ホールのみ300円。それ以外は無料。