大阪・京橋の洋菓子店「トルクーヘン」(大阪市城東区鴫野西1、TEL 06-7172-0443)で6月16日、「桃尽くしのかき氷」の販売を開始した。
「幼少からケーキ屋になるのが夢だった」という店主の岡本圭司さんは、ドイツで洋菓子を学んだ。店名は、ケーキの意味を持つドイツ語の「トルテ」と「クーヘン」を合わせた。店舗面積は20坪、席数は10席。
店の看板メニューは、生チョコレートのような口どけを目指したというチーズケーキ「プレミアム・ケーゼ・トルテ」(1切れ=800円)。材料から口どけまで岡本さんがこだわり続けた一品だが、夏場にも何か楽しんでもらえるものをと始めたのが「かき氷」。「ケーキ店ならではのかき氷を出したい」と、旬のフルーツと組み合わせたかき氷を2年前に始めた。
氷は、キビ砂糖とラム酒を加えた水を6時間以上かけてゆっくりと凍らせた後、少しずつ薄く削り、「ふわっとした口どけ」を実現。氷の上に生の桃1個分を角切りにして乗せた「桃尽くしのかき氷」(980円)は一番人気で、期間前に販売を待ちわびる客から問い合わせが入るほど。種類は他に「苺フロマージュのかき氷」(880円)、「アイスピスタチオ」(1,080円)など。
「現在、桃を使ったパフェも準備中」と岡本さん。「珍しい食材を使うなど、ほかにはないユニークさを大切にこれからもいろいろ挑戦していきたい」と意気込む。
営業時間は12時~20時。水曜定休。