大阪・京橋の京阪モールに6月10日、ケーキ店「Fujifrance(フジフランス)」(大阪市都島区東野田町2、TEL 06-6809-7008)がオープンした。経営はパトリオットバトン(大阪市中央区)。
大阪狭山市の「キンボシパスタカフェ」など、パスタ専門店6店舗を経営する同社の新業態。社長の讃岐康司さんは「ケーキはモンブランしか食べないくらい好き」だったため、「面白くておいしいものを打ち出したい」とモンブランを売りにした店を立ち上げた。
店舗面積は6坪。店内には6人程度が並べるスタンディングのカウンター席を設ける。店は京阪モール1階北側のノーステラスに面しているため、テラスに設置されたテーブル席で食べることもできる。
白を基調とした店内の壁に掛かっている薄いピンクと水色が鮮やかなデザイン画は、夕焼けと富士山をイメージしたものという。「モンブランといえばフランスの山。日本とフランスを融合した店にしたかったので、店名に日本の山、富士山を入れた」と讃岐さん。
同店のモンブランは、栗(570円)、木イチゴ(540円)、レモン(同)、抹茶(560円)、ほうじ茶(同)の5種類。モンブランのクリームにあんこを混ぜているのが特徴で、クリームは注文を受けてから絞る。下の生地は、メレンゲかクランブルクッキーの2つから選べるようにした。「メレンゲは出来たてが一番サクサクしているため、すぐに食べる人向き。テークアウトするなら時間がたっても変わらないクッキーがお薦め」という。
リンゴの形をしたケーキ「約束のりんご」(560円)や、無料で綿菓子をのせられるソフトクリーム(480円~)など、見た目がポップな品ぞろえにもこだわりを見せる。
讃岐さんは「イベント、季節ごとに変わったモンブランを出していきたい」と意気込む。
営業時間は11時~21時。