大阪歴史博物館で大河ドラマ「真田丸」展 トークイベントに草刈正雄さん

特別展「真田丸」の様子

特別展「真田丸」の様子

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 大阪歴史博物館(大阪市中央区大手前4、TEL 06-6946-5728)で現在、2016年NHK大河ドラマ特別展「真田丸」が開催されている。

イベントに出席した草刈正雄さんと浦上晟周さん

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 現在放送中の「真田丸」は、真田幸村の名でも知られ戦国一の兵(つわもの)と称された真田信繁が乱世を生き延びようと奮闘する半生と、それを支えた家族の物語を描く。同展では、信繁の自筆書状や所用の武器や武具、合戦図や絵巻などを展示。テーマを「武田と真田」「上田合戦から小田原合戦」「関ヶ原戦と真田」「真田家と桃山文化」「大坂冬の陣・夏の陣」の5つに分け、国宝6点、重要文化財5点や新発見資料を含む信繁ゆかりの品や資料など177点を紹介する。これまで開催された東京・長野・上田では展示されていない大阪会場限定公開品も展示する。

 展覧会初日に行われたトークイベントには、真田信繁の父・昌幸役を演じる俳優の草刈正雄さんが登壇。「三谷幸喜監督の脚本は流れが速いから、関ヶ原の戦いもすぐ終わったし、昌幸もいきなり髪が真っ白になったりして大変だった」と撮影時のエピソードを披露し、会場の笑いを誘った。今後の真田丸については「信繁と信幸の成長が楽しみ。これからもっと面白くなる」と笑顔で話した。

 イベントには信繁の息子・真田大助役を演じる浦上晟周(16)さんも登場。今は冬の陣の撮影中という浦上さんは「多くの人に愛されている真田丸のように、大助もみなさんに愛されるような存在になれるよう、今頑張っている」と意気込みを見せる。10月2日第39回放送から登場する予定。

 同館学芸員の大澤研一さんは「展示品が多数のため、会期中に何度か展示替えを行う。何度来ても新たな展示品が見られるようになっている。大阪でしか展示していない品もあるので見に来てほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は9時30分~17時。(金曜は20時まで)。入館は閉館30分前まで。火曜休館。入館料は、大人=1,300円、高校・大学生=900円、中学生以下無料。11月6日まで。

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