大阪城公園(大阪市中央区大阪城1)とそのかいわいで9月17日・18日、関西の学生が中心となって企画・運営する踊りの祭典「こいや祭り」が開催される。
同イベントは、全国から100チーム以上、約4000人の踊り子がエントリーし、2日間にわたって「よさこい」「ソーラン」などの踊りの腕を競う祭典。地域復興を目的に、踊りを通じて交流できる場を市民へ提供したいと2000年から開催され、今年で17回目を迎える。「感動と交流・みんなで創るみんなのお祭り・非日常空間での踊るお祭り」をコンセプトに、大阪城公園の「太陽の広場」ほか、京橋駅前公園や西梅田スクエアなど全8カ所を会場に展開する。
演舞の合間の「丼舞Re:(どんぶり)タイム」では観客も踊り子と混ざり合って踊れるが、今年はさらに観客が参加できる枠を拡大。昨年までは踊り子だけが対象だった初日夜の「こい夜祭」を、今年からは観客も参加対象に拡大。大阪城公園でダンスやゲームなどを一緒に楽しみ、交流できる場とした。
大阪市立大学に通う玉城暉也(たまきてるや)さんは、もともと同大のチーム朱蘭の踊り子として参加していたが、今は実行委員の一人として奔走する。実行委員会は学生だけで組織され、企画から運営まで全てを仕切る。玉城さんは「踊り手の迫力や熱気も伝わり、どんな祭りにも負けない熱い祭りになるはず。観客の方にも踊りの素晴らしさを知ってもらいたい。踊り手・観客・地域の方皆の心に残る2日間にしたい」と意気込みを見せる。
開催時間は10時~20時。