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フニーバオバブ、間もなく開花 咲くやこの花館でナイトツアー

8月4日現在のフニ―バオバブの様子

8月4日現在のフニ―バオバブの様子

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 花博記念公園緑地の「咲くやこの花館」(大阪市鶴見区緑地公園2、TEL 06-6912-0055)内のフニーバオバブが開花を迎えるのに合わせ、夜の植物園を巡るナイトツアー「夏の夜に咲く植物たち」が開催される。

2009年に開花したフニーバオバブ

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 同イベントは、国内で唯一の開花株とされる同館のフニ―バオバブの開花を鑑賞するために企画。「フニーバオバブ」は、小説「星の王子様」でも有名なバオバブの仲間で、1990年にマダガスカルより導入。栽培を始めて16年、2006年に日本で初めての花を咲かせた。輝くような黄色の美しい花も見どころだが、特筆すべきはその開花スピード。黄緑色のソーセージ状のつぼみが割れ始めて花が開くまでは約30分間。目に見える早さで開花する。

 当日は、地上約5メートルに咲く花の様子が見えるようモニターも用意。ここ2年ほど開花が見られず、今回の開花は3年ぶりとなるため関係者やファンの間で期待が高まっている。開花日は当日の朝にならないと判断がつかないため、事前に同館へ申し込みをした人に兆候が確認でき次第、連絡するという。現在の開花予想は8月8日前後。以後、開花ごとに数回開催予定。

 フニ―バオバブの開花に合わせ、「サガリバナ」「熱帯スイレン」など夜にしか咲かない花や夜に香る花、夜に葉が閉じるものなど普段見られない夜の植物を紹介するナイトツアーも同時開催する。

 広報担当の横田早菜美さんは「フニ―バオバブの開花が見られるのは国内唯一、当館だけ。園内を巡るナイトツアーも行うので、いつもとは違う神秘的な夜の植物園を体感してほしい」と話す。
 開花予想時刻は19時~20時30分。1日20人限定。入館料は500円(中学生以下無料)。

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