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大阪OBPにビジネスマンのための会員制自習ルーム「OBPアカデミア」

窓の外に大阪城も見える「OBPアカデミア」のラウンジ

窓の外に大阪城も見える「OBPアカデミア」のラウンジ

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 大阪ビジネスパークのツインMIDタワー(大阪市中央区城見2)9階に会員制自習スペース「OBPアカデミア」が10月15日にオープンしてから約2カ月、近隣で働くビジネスマンの書斎替わりやコワーキングスペースとして利用者を増やしつつある。

自習ルームとは思えないこの眺望

 大阪城公園に隣接するビジネス街・通称OBPでは、仕事が終わると居場所がなく家へ直帰する人が多いことや、街の魅力を創出したいと、近年地権者らの組織が歩行者天国のイベントを開催するなど、さまざまな取り組みを行っている。

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 その流れをくみ「家」「仕事場」に次ぐ「サードプレイス」いうコンセプトで、都市活性化事業を手掛ける「まなれぼ」(同)が立ち上げた同施設。社長の吉川聡さんは、前職であべのハルカスに昨年オープンした「ハルカス大学」プロジェクト立ち上げにも関わったが、京橋にも同様に「大人のための学びのスペースを作りたかった」と話す。

 施設内は、広々としたオープンスペースのラウンジ、個別ブース42席、隆祥館書店(中央区安堂寺町)が選書した1000冊以上の蔵書があるライブラリーなどで構成。月額9,000円のライブラリー会員になると、これらのスペースを何回でも自由に利用できる(別途、入会手数料3,900円が必要)。ライブラリースペースの利用を除いたプレミア会員(月額4,000円)も設定し、会員の差別化を図る一方、ドリンクコーナーは、講座やイベントの受講前後にラウンジ利用ができる会費無料のアカデミアメンバーにも開放。「喫茶店の替わりに利用してもらえれば」とコーヒー類や抹茶ミルク、11種のビタミンを含むドイツ生まれのドリンクなどをすべて無料で飲めるようにした。

 「コワーキングスペースや自習室は最近増えているが、狭くて窓もないところも多い。ここはビジネス街でありながら大阪城公園の緑豊かな眺望があり、気持ちよく自分の学びの時間を過ごしてもらえるはず」と吉川社長は太鼓判を押す。立ち上げに当たっては、東京・六本木の「アカデミーヒルズ」も参考にしたという。

 ほかに、貸室として8~12人程度の打ち合わせやワークショップに使える個室を3室、38席のセミナールームの計4室を用意。半日・1日単位で有料で貸し出す。これらのスペースを活用し、同施設ではオープン以来、資格や趣味の分野などさまざまなセミナーを主催し、足を運んでもらうきっかけづくりも行ってきた。吉川社長は「勉強会や情報交換の場として活用してもらい、この場所から人と人がつながり交流が生まれてくれたら」と期待を寄せる。

 開館時間は、7時~22時50分(平日・土曜)、9時~18時(日曜・祝日)。