大阪ビジネスパークの松下IMPホールとツイン21アトリウム(大阪市中央区城見2)で6月27日、「知財ふれあいフェスティバル」が開催される。主催は日本弁理士会近畿支部。
7月1日の「弁理士の日」に併せて行う同イベント。例年、知的財産権に関する講演会を行っているが、今回は同支部が設立30周年の節目を迎えることから「身近に楽しむ知的財産」をテーマに、親子連れで楽しめるイベントの部も企画した。
講演会は、「その年その年でホットなテーマをピックアップして企画している」と同事務局・岡田正行さん。今年は、近年関心が高まっている「キャラクタービジネス」に焦点を当て、「キャラクタービジネスから学ぶ著作権と知財戦略」をテーマに大阪大学大学院高等司法研究科の茶園成樹教授、ユー・エス・ジェイの北口圭介さんが講演する他、ミニ講演、パネルディスカッションも行う。
イベントでは、「発明の楽しさを実感してもらえるように」と発明工作教室や寸劇、クイズコーナーなどを用意。日本弁理士会のマスコットキャラクター「はっぴょん」と通天閣の「ビリケンちゃん」、浜寺ローズカーニバルの「浜寺ローズちゃん」の登場するトークショーや、大阪市立科学館の出張サイエンスショーも予定する。
岡田さんは「講演会、イベントとも充実させたので親子で来て楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。
開催時間は、講演会=13時~17時(要申し込み)、イベント=10時~16時。入場無料。