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京橋の街活性化へ 「We Love京橋」クラウドファンディングで資金募る

支援した人たちに贈られる「We Love京橋ストラップ」。「京橋グッズ」のロゴ「We Love京橋」は、メンバーでバルイベントの主催などを手掛ける池田剛介さん(34)と共に、鷲見さん自らがデザイン

支援した人たちに贈られる「We Love京橋ストラップ」。「京橋グッズ」のロゴ「We Love京橋」は、メンバーでバルイベントの主催などを手掛ける池田剛介さん(34)と共に、鷲見さん自らがデザイン

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 京橋の活性化を目指し若い世代が意見を交換し合う会議「京橋しゃべり場」が現在、イベントの開催などに向け資金募集活動を行っている。

資金を呼びかけた鷲見慎一さん

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 今年3月に発足以来、これまで4回の会合が行われた同会議。不動産会社・大京商事(大阪市都島区東野田2)の鷲見(わしみ)慎一さん(34)の呼び掛けで、地元住民、飲食店経営者、大手飲料メーカー社員などさまざまな分野の20代から40代の世代が月に一度同社に集まり、京橋の活性化について議論を交わしている。当初は20人だったメンバーは、現在総勢50人へと規模を広げつつある。

 「毎月の意見交換の中では、バルツアーや音楽イベントなどさまざまなアイデアが相次ぎ提案されるものの会合はあくまで有志の集まり。資金面にはどうしても限界がある」と鷲見さん。そこで「クラウドファンディング」に目を付けたという。

 クラウドファンディングとは、ある目的やアイデアの達成のためにインターネットを通じて不特定多数の人から支援を募る資金調達法。今回は1口2,000円から募集。支援者には出資額に応じて、オリジナルのストラップ、ポロシャツ、バッグなどの「京橋グッズ」を進呈する。グッズに書かれた「We Love京橋」のロゴには「私たち皆で京橋を盛り上げていきたい」という思いを込めている。

 「We Love 京橋を広めながら、京橋活性化イベントを行いたい!」と題し、今回掲げた目標額は30万円。鷲見さんは「クラウドファンディングで支援してくれた人は、より京橋に興味を持ち口コミで他の人にも宣伝してくれる、いわば出資者で広告塔」と京橋好きの人たちに期待を寄せる。

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