大阪・天満の「ものづくりコワーキングスペース Co-Box」(大阪市中央区谷町1)で11月29日、小・中学生、高校生向けに世界初の感情認識ロボット「Pepper」の体験ワークショップが開かれる。主催は、ワオ・コーポレーション。
今年6月、ソフトバンクの孫正義社長が「私は25年間、この日が来ることを夢見て来た」と発表し話題となった、感情を持ち会話を交わす人型ロボット「Pepper」。2015年2月に一般販売予定だが、現在はソフトバンク販売店の店頭などで接客するのみとなっている。「科学に強い子を育てる」をテーマに教育サービス事業を展開するワオ・コーポレーションでは、子どもたちにプログラミングを体験してもらうツールとして同ロボットを使ったワークショップを企画した。
担当者の栗谷真亮さんは「当社でこうしたワークショップを開くのは初めて」と話す。ITやロボットなど新しい教育分野へ注目が集まる中、今回の試みを「今後の事業展開の足掛かりにできたら」と意気込みを見せる。当日は、アプリを使って子どもたちが実際にプログラミングし、ロボットとのコミュニケーションを体験するカリキュラムを用意。「ロボットのいる世界の入り口となる貴重な機会」と参加を呼び掛ける。
参加無料。ホームページから申し込む。