大阪・鴫野エリアで4月19日、食べ歩きイベント「しぎのばる」が開催される。
同地域では2回目となるバルイベント。城東区を盛り上げる活動に取り組む組織「城東なまちおこし計画COSMO」が、同区内の複数の地域で連続して企画する「街ばるリレー」の一環として企画した。飲食店などと協力し、3月から前売りチケットの販売も始め準備を進めている。
参加者は5枚つづりのチケットを購入。好きな店1店につき1枚を使い、各店が用意する特別メニューやサービスと交換できる。飲食店だけでなく陶芸教室や整骨院など32店が参加を予定。タップダンスワークショップ「座頭市会」では、2003年の北野武監督の映画「座頭市」で振り付けを担当し、出演もして注目されたHIDEBOH(ヒデボウ)さんから学んだダンサーたちが指導にあたるタップダンス教室をバルメニューとして用意する。地域内の会館では、鴫野で活動する市民楽団やゴスペルなど3組のライブパフォーマンスも行う。
同グループは昨年12月に鴫野、今年3月に今福鶴見と、鶴見区と城東区内でバルイベントを相次ぎ企画。「回数を重ねるごとに地域の店主からのアイデアがたくさん出ている。モンゴル料理店『モンゴルゲル』の店主はモンゴルの衣装を着て街で『ばるマップ』を配布している。今福鶴見の地域の人は『しぎのばる』の宣伝をしたりと、違う地域でのイベントがその地域の盛り上がりにもつながっている」と街バル実行委員の片山佳奈子さん(29)は手応えを感じている。
チケットは参加店でも販売。前売り=3,000円、当日=3,500円。使い切れなかったチケットは開催後1週間の「あとバル」期間に1枚600円の金券として、「あとバル」参加店で通常の飲食代に利用できる。各店の営業時間やメニューはホームページで確認できる。